花尾山(351m)

【前書き】
 明後日から海外出張でもあるし、天気も良いし、山に行こうと出発したものの、どうも体調が今一。夕方から目がかゆくなったので花粉症が始まったのかも。
 結局、近場の花尾山で済ませることにしました。最初に赤穂四十七士の墓に寄り、一万歩コースをカメラだけ持ってゆっくり歩きました。
 気持ちの良い歩きが出来ました。

【年月日】’08.2.23(土)
【コースタイム】四十七士の墓(11:05-20)→登山口(11:25)→(西登山道)→花尾山(11:55-12:10)
          →(東登山道)→登山口(12:50)

【同行者】単独
【場所】国土地理院ウォッ地図地図閲覧サービス(試験公開) 503066 2万5千分1地形図名:八幡 [南西]

【写真と解説】

赤穂四十七士の墓です。四十七士の墓は東京の泉岳寺にあって、一度見た事があるのですが、
なぜ北九州の花尾山の麓にもあるのでしょう。

大石内蔵助の墓です。

 小さな案内板がありました。
 戦前に津屋崎の児玉恒幸次郎と言う人が東京高輪泉岳寺の許可を得て、四十七士の墓と寸分違わず作って、
町の入口近くに建設して公園としたのが、巡り巡って花尾山の麓に来たようです。

 花尾山山頂からの風景です。
 赤い吊橋は若松と戸畑を結ぶ若戸大橋です。私が小学生のときに出来ました。縦長の記念切手も発売されたと
思います。吊橋の下の海は洞海湾です。
 写真上方は山口の下関です。

 真正面には洞海湾を隔てて若松が見えます。写真右から中央に掛けて高塔山〜石峰山があります。

 スペースワールドです。観覧車の左にスペースシャトルの模型、その直ぐ左に東田第一高炉があります。
高炉は何度も改修して使いますが、この高炉は1901年に火入れされた高炉とは別物ですので注意が
必要です。

 現在の八幡製鉄所です。戸畑地区にあります。結構、黄色い煙やら黒い煙を平気で出していますから
注意が必要です。煙突だけじゃないです。建屋全体から定期的に黄色い煙が出ているのは私、頻繁に
確認していますから。

 目の前に見える皿倉山です。JR八幡駅の真正面に見える山です。
 山頂にあった国民宿舎は閉鎖されました。
 皿倉山周辺には、帆柱山、権現山、そして花尾山がありますので、まとめてゆっくり歩くことも可能です。

【後書き】
 カメラだけ持って、春を探して歩きましたが、まだのようでした。
 時間を気にせずにゆっくり歩く。初めて山でゆったりした境地を体験しました。
 いかに自分が日頃、山でも時間を気にしているかが分かりました。反省、反省。
 早く歩いても何の得にもならない。自然の中で何を感じるかを大切にしたい。

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